タタウ=タトゥー

タトゥーという言葉は、南太平洋の海洋性山岳先住民であるタヒチの人々の間で”タタウ”とと呼ばれた風習がオリジンです。

この海洋性山岳先住民達はそれぞれタトゥー‥入れ墨をおこなう習慣を持っており、入れ墨は遭難時の個人認証、アニミズム的な原始宗教の為の宗教的シンボル、そして肌身は出さずに持つ事の出来るお守りも兼ねるファッションとして、親世代から次世代に大切に伝承されていました。

南太平洋~太平洋の海洋性山岳先住民達は太平洋沿岸を流れる「黒潮」という海流に乗って航海するカヌー技術を持っており、台湾、タイ、フィリピン、そして北方の遠く離れたこの日本列島までたどり着き、縄文人を形成していったとも考えられています。

ちなみにこれは根も葉もない迷信や伝説の類いではなく、最新のDNA解析や日本語の言語学的な解析によって証明されている科学的な事実。人類移動史の科学的な分析が進むうちに明らかになってきている、日本人のルーツ。

それはなんと、台湾の山岳先住民、タイの山岳先住民、フィリピンの山岳先住民達、アラスカの先住民、樺太の先住民、チベットの山岳先住民、シベリアの山岳先住民達とDNAの鎖で繋がっている事が解かり始めているのです。

つまり、僕たち日本人にとっては、南方の島々は故郷であり、北方のアジアも故郷。日本人は多様な漂着人達が交雑した、スーパーハイブリッド人種であるという事実。

何故このようになったのか?と言えば、それは日本列島の位置に秘密が有ります。

飛行機がまだ発明されていなかった近代人類の時代には、大量の物資や人間を運ぶ為に最も重要な運搬手段は『海運』、つまり海上を舟で運ぶ方法が最も優れていました。

日本列島の位置はちょうど北と南からの海流によって人が舟で流れ着きすい場所に位置しており、しかもその細長い形状によっても、様々な物が漂着する確率を高めていたのです。

東の端に位置する長細く小さな島国の住民‥日本人は、元々自然に愛され、自然に苦しめられ、そこに様々な文化や人種が交錯するミクスチャーのるつぼとなって、ここまで経済成長を果たしたと考えると、やはり自然は偉大ですね。