アリュート族とは、アリューシャン列島沿岸部に住んでいた古シベリア系北方先住民です。彼らはアザラシの皮と骨、木材を組み合わせた作られたアリューシャンカヤックに乗り外洋にまで乗り出し、鯨漁、海豹猟、交易をおこなう大変勇猛な海のハンターでした。海で危険な狩りに従事する彼らには、写真のようなトライバルタトゥーの文化がありました。

彼らのmtDNAは日本人にも多いGタイプが70%以上と大変に多く、筋持久力に優れ忍耐強い特徴を持っています。
現代の日本人の持久系競技選手のmtDNA「G」系は15.2%を占めており、これは一般日本人の7.1%の2倍なのだそうです。(逆に瞬発力系は1.7%で1/9しかない。)この「G1」はアジア人の中で日本人とアイヌなどの北方民族が最も高い割合を持っているのだそうです。

mtDNA「G」はmtDNA「M12」の子タイプで「M」系。縄文系(特にY-DNA「D2」)のパートナーと考えられているmtDNA「M」系は寒冷地における狩猟に適応した結果として、持久力があり我慢強い特徴を持つと言われているようです。
僕はなぜか昔からアリュートに親近感を持っており、カヤックにも興味を持ったのですが、最近になって自分と嫁とmtDNAを調べ、その意味が遺伝子レベルで解ってしまったんです。なんと2人とも、アリュート族やハイダ族に多いmtDNAがG型だったんです。
ちなみにこの遺伝子型は日本人の中に7~8%程度いるそうです。
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